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アカデミープログラム

茶文化

茶道

茶葉から一杯のお茶へ — 嬉野の500年にわたる茶の栽培の歴史に根ざした、日本の茶道の哲学と実践をお伝えします。

茶の道

茶道はお茶を飲むことではありません

日本の茶道 — 茶道(ちゃどう/さどう)として知られる — は、抹茶を点て、もてなすための様式化された実践です。16世紀に千利休によって大成され、1191年に栄西が中国から茶の種を持ち帰って以来、禅仏教の精神が茶文化に深く浸透してきました。

すべての動作には意味があります。茶碗(ちゃわん)を持つ角度、飲む前に回す回数、畳の上での道具の配置 — 一つひとつの所作に、数百年かけて磨き上げられた意味が込められています。利休はこの実践を四つの理念に凝縮しました。(調和)、(敬意)、(清浄)、そして(静寂)です。

Swallow Baseでは、東京のスタジオではなく、茶葉が育つ地域で茶道を学びます。嬉野の茶畑があなたを取り囲み、栽培と茶道のつながりを肌で感じることができます。

Matcha being whisked in a chawan
Green tea plantation on hillside
Kamairi-cha being pan-fired in a traditional iron pan
嬉野茶

15世紀から続く釜炒り茶

嬉野では1440年代からお茶の生産が行われており、中国式の釜炒り(かまいり)製法がこの地域に伝えられました。現在、日本茶の多くは蒸し製法(鮮やかな緑色の煎茶を生む方法)で作られていますが、嬉野の代表的な釜炒り茶は鉄鍋で炒られ、より淡い金色の水色と独特の香ばしい香りが特徴です。

釜炒り茶は日本の茶生産量の5%未満を占めるにすぎず、本当に希少なお茶です。この技法が嬉野で生き残ったのは、近くの長崎港を通じた中国茶文化との長い交流があったからです。

嬉野では玉緑茶(丸まった緑茶)も生産されています。静岡や宇治の煎茶のシャープな草の風味とは異なり、まろやかでほのかに甘い味わいが特徴です。佐賀県のミネラル豊富な火山性土壌と湿潤な気候が、嬉野茶ならではの個性を生み出しています。

カリキュラム

学べること

お茶の点て方

抹茶(薄茶と濃茶): 薄茶(うすちゃ)と濃茶(こいちゃ)の両方の点て方を学びます。抹茶を篩(ふるい)にかけ、80度のお湯を注ぎ、茶筅(ちゃせん)でW字を描くように泡立てます。濃茶は薄茶の約3倍の抹茶を使い、泡立てるのではなく練ります。この技法は高品質の抹茶にのみ用いられます。

煎茶と釜炒り茶: 茶葉の選び方、湯温の調整(玉露は70度、煎茶は80度、釜炒り茶は90度)、浸出時間、そして複数回の抽出の技術を学びます。一煎目はアミノ酸(旨味)が豊富で、後の抽出ではカテキン(渋味)がより多く溶け出します。

和菓子の選び方

季節の菓子(主菓子): 和菓子はお茶を引き立て、季節を映すように選ばれます。春には桜餅、秋には栗きんとん、冬には雪のように白い薯蕷饅頭を用います。亭主は抹茶の苦味と視覚的・味覚的な対比を生む和菓子を選びます。

名前と意味: それぞれの和菓子には季節の情景を思い起こさせる風雅な菓銘(かめい)が付けられています。「初霜」「秋の月」「花吹雪」など。これらの名前を理解することも、亭主のもてなしの心を味わう一つの要素です。

四規

和(わ)— 調和: 亭主と客の間、道具と季節の間、人と空間の間に宿る調和です。何事も無理があってはなりません。

敬(けい)— 敬意: あらゆる所作に表れます。茶室に入る前のお辞儀、茶碗の正面を避けて飲むこと、亭主の趣向を称えることなど。

清(せい)— 清浄: 物理的にも精神的にも清めること。各客の前に道具を清める作法は衛生のためではなく、この出会いのために清らかな場を整えるためです。

寂(じゃく)— 静寂: 他の三つが整ったときに自然と生まれる静けさです。強いられた沈黙ではなく、自ずと訪れる穏やかさです。

茶道の流派と歴史

裏千家と表千家: 茶道の二大流派で、いずれも千利休の孫の代から続いています。裏千家(うらせんけ)はよく泡立てた抹茶を重んじ、世界で最も広く実践されている流派です。表千家(おもてせんけ)は泡立ちを控えめにし、より抑制された美を追求します。当プログラムでは裏千家の伝統に基づいてお伝えします。

侘び茶: 利休の革新は、それまでの茶文化を支配していた中国風の豪華な美意識を取り払い、金箔の茶室を質素な草庵に、完璧な中国磁器を素朴で不完全な陶器に置き換えたことにあります。この侘び茶(わびちゃ)こそが、現在も茶道の哲学的な基盤となっています。

プログラム詳細

セッションの進め方

場所: 佐賀県嬉野。旅館内の畳の茶室、または近隣の茶農園にて行います。

所要時間: 入門コースは90分のセッションです。長期滞在のお客様には、複数日にわたる集中コースもご用意しています。

含まれるもの: すべての道具(抹茶、煎茶、茶筅、茶碗)、季節の和菓子、地元の茶道実践者によるご指導。

経験不問: 初心者向けに構成されたセッションです。経験のある方は、具体的な点前(てまえ)の上級練習にもご参加いただけます。

Tea room interior with tatami floor and tokonoma alcove

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茶文化は、Swallow Baseの5つの学びの道の一つです。それぞれが地域に根ざし、地元の実践者が指導にあたります。